結論から言う。

メンズスキンケアに悩んでいるなら、もうこれ1本でいい。

乳液がめんどくさい人も、何から始めればいいかわからない人も、しっかりとしたスキンケアを始めたい人も、全員まとめてこれで答えが出る。それが資生堂アクアレーベルのオールインワンジェルクリームだ。


オールインワンとは何か

オールインワンとは、複数のスキンケアアイテムの機能を1本にまとめた化粧品だ。

アクアレーベルの場合、1品で5つの機能を担っている。

  • 化粧水(水分補給)
  • 乳液(油分で水分を閉じ込める)
  • クリーム(保護)
  • 美容液(有効成分のケア)
  • マスク(集中保湿)

洗顔後にこれを1つ塗るだけで、スキンケアが完結する。化粧水を塗って、乳液を塗って、という複数ステップが1回で終わる。


なぜメンズにオールインワンが最適か

前の記事で乳液の話をした。「乳液を毎日続けられている男性は上級者だ」と書いた。

それが現実だ。化粧水だけでも習慣にするのが難しいのに、そこに乳液まで加えるのはハードルが高い。

オールインワンはそこを一気に解決する。

洗顔→これ1本。以上。

ステップが減れば続けやすくなる。スキンケアは完璧にやることより、毎日続けることの方がずっと価値がある。この記事を読んでいるスキンケア初心者にとって、オールインワンは最初の一歩として最適解だと思っている。


価格帯の考え方

オールインワンを選ぶときに一つだけ基準を持ってほしい。

1,500円以上の商品を選ぶこと。

安いオールインワンは「化粧水機能のみ」に近いものが多く、美容成分の配合が乏しい。1,500円を超えてくる価格帯から、ようやく美容成分が本格的に配合されてくる。

ここで気になるのがコストだろう。化粧水と乳液を別で揃えると、それだけで1,500〜2,000円前後かかる。2,000円前後のオールインワン1本は、コスト面でも現実的な選択肢だ。


なぜ一般向け(女性向け)を選ぶか

このブログでは一貫して「メンズ用にこだわらなくていい」というスタンスをとっている。オールインワンも同じだ。

男性と女性で、肌の基本的な構造は同じだ。皮脂量や水分量に多少の違いはあるが、角質層の仕組みや保湿の原理は変わらない。

そのうえで現場の実感として言わせてほしい。女性向けの化粧品の方が、配合成分がより考えられている商品が多い。 化粧品市場の主役は女性だ。需要が大きいほど競争が激しくなり、成分・品質・コスパのバランスが洗練されていく。

一方でメンズ用のオールインワンは、価格が抑えられている商品が多い。1,500円以下の商品が大半を占め、美容成分の配合という面では物足りないことが多いと感じている。

しっかりとしたケアをしたいなら、一般向けの商品を選ぶ方が賢明だ。


資生堂アクアレーベルとは

アクアレーベルは資生堂が展開する中価格帯のスキンケアブランドだ。

まず規模の話をする。このブランドのオールインワンジェルクリームは、ドラッグストアやスーパーで長年にわたって売れ続けている定番商品だ。男性にはあまり知られていないかもしれないが、女性の間では非常に認知度が高い。長く売れ続けているということは、それだけリピートされているということだ。使い続けた人が「また買う」と判断した商品であるということにほかならない。

資生堂という点も重要だ。国内最大手の化粧品メーカーが持つ研究力と独自成分が、中価格帯の商品にも注ぎ込まれている。これが他ブランドのオールインワンとの大きな差だ。

価格は約1,950円前後(90g)。詰め替え用も販売されており、継続使用のコストも抑えられる設計になっている。

断言しておくが、私は資生堂の関係者ではない。それでもこの価格帯においてこの商品以上のオールインワンはなかなかないと考えている。売れている=良い、ではないのだが、実際の現場では多くの方に支持されている商品はやはり強い。それが長年の経験から感じていることだ。

今後もこのブログでは資生堂の商品が記事に登場することが多くなるだろう。それほど資生堂は日本の化粧品業界をリードしている企業だと考えているからだ。実際に商品の質も高いものが多い。多少価格は上がるが、スキンケアへの意識が高まり、ケアのレベルが上がってくると、資生堂の商品は必ずラインナップに入ってくる。そういうブランドだ。


3種類の選び方

アクアレーベルのオールインワンジェルクリームには3種類のラインナップがある。それぞれ対応する肌悩みが異なる。

① スペシャルジェルクリームEX(モイストスムース)

迷ったらこれ。万人向けの基本の1本だ。

毛穴ケアと保湿をメインに設計されている。グリシルグリシンという成分を配合しており、毛穴の目立ちにアプローチする。Wヒアルロン酸・コラーゲン・アミノ酸など保湿成分が豊富に配合されており、乾燥対策としても十分な実力がある。

「何を選べばいいかわからない」「とにかくスキンケアを始めたい」という人はまずこれを手に取ってほしい。

② スペシャルジェルクリームEX(ブライトニング)

しみが気になる人、透明感を出したい人向けだ。

医薬部外品で、美白有効成分「4-メトキシサリチル酸カリウム塩(4MSK)」を配合している。医薬部外品として、しみを防ぐ効能が認められた成分だ。

この4MSKは、資生堂の美白美容液「HAKU」にも配合されている資生堂独自の成分だ。HAKUは美容液1本で1万円を超える価格帯の商品であり、美白ケアの本格派として位置づけられている。その成分が2,000円前後のオールインワンに配合されているのは、アクアレーベルの大きな強みだと思っている。配合量は異なるが、資生堂の美白技術が入っていることは確かだ。

日焼け止めと組み合わせれば、紫外線対策×しみ予防のダブルケアができる。

③ スペシャルジェルクリームEX(オイルイン)

乾燥が強い人、エイジングケアを始めたい40代以上向けだ。

「乾燥による小じわが気になる」という肌悩みに応えるラインナップだ。エイジングケア成分が配合されており、ハリやうるおいのある肌へのアプローチが期待できる。

注目したいのは、資生堂には「エリクシール リンクルクリーム」という、しわへのアプローチで実績のある製品がある。22gで8,800円という価格帯だ。そのエイジングケアの方向性を同じくする成分が、アクアレーベルというより手に取りやすい価格帯で展開されているという点だ。

40代以上でエイジングケアを意識し始めた方には、オイルインを選んでほしい。


使い方

洗顔後、適量(500円玉大が目安)を手のひらに取り、顔全体になじませるだけだ。

もう一歩しっかりケアしたい人には、洗顔→化粧水→オールインワンの流れをすすめる。化粧水で水分を先に入れてからオールインワンで蓋をするイメージだ。特に夜のケアをしっかりやりたい人はこの流れを習慣にしてほしい。手間は1ステップ増えるだけだが、肌への効果は実感しやすくなるはずだ。

実際に使ってみると、スルッとなじんで気にならない人もいれば、多少ベタつきを感じる人もいるだろう。油分も配合されているオールインワンなので、そこはしょうがない部分だ。ベタつきが気になるようなら、量を少なめに調整しながら自分の使い心地を掴んでほしい。特に夏場はさらっと少なめでも十分だと思う。逆に乾燥が強い時期や乾燥肌の人はたっぷり使う方がいい。自分の肌と季節に合わせて量を調整していこう。

朝晩使えるが、前の記事でも書いたように朝のスキンケアが難しい人は夜だけでも十分だ。まずは夜の洗顔後に毎日続けることを最優先にしてほしい。

持ち期間について。 メーカー公式の目安は朝晩使用で約1ヶ月だ。ただし実際に使った感覚では、2ヶ月は十分持つと思っている。朝は使ったり使わなかったりという日もあるし、何より男性は女性より使用量が少ない傾向がある。思っているよりずっと長持ちするはずだ。コスト面で不安に思っている人は、安心していい。なお、もし1ヶ月でしっかりなくなるという方がいれば、それはそれで肌の調子は抜群にいいだろう。それだけしっかりケアできているということだ。


まとめ

  • オールインワンは化粧水・乳液・クリーム・美容液・マスクの5機能が1本
  • 乳液がめんどくさい人も、初心者も、これ1本で答えが出る
  • 1,500円以上の価格帯を選ぶこと
  • 男性向けより一般向けの方が成分が充実している
  • 資生堂アクアレーベルは売れ続けている実績と資生堂の研究力が詰まった一本
  • 迷ったらモイストスムース(基本・毛穴)
  • しみが気になるならブライトニング(美白・4MSK)
  • 40代以上のエイジングケアならオイルイン

この記事は登録販売者の現場経験と知見をもとに作成しています。